【群馬県】特急わたらせ渓谷鐵道「花桃列車」
~春の花が彩る渓谷の旅~
群馬県と栃木県を結ぶわたらせ渓谷鐵道では、春になると沿線がピンクや白の花桃で彩られ、「花桃列車」として多くの観光客に親しまれています。美しい渓谷沿いを走る列車からは、桜や菜の花とともに春の花景色を楽しむことができます。
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見どころ
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沿線を彩る華やかな花桃のトンネル
— わたらせ渓谷沿いに咲く花桃は、春の訪れを告げる鮮やかなピンクが特徴。特に神戸(ごうど)駅周辺では、線路のすぐそばまで花桃が広がり、車窓からの景色が圧巻です。
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渓谷美と鉄橋のコントラスト
— わたらせ渓谷鐵道は、その名の通り渓谷沿いを走るため、清流と桜や新緑が織りなす美しい景観が魅力。特に「草木ダム」付近の眺めは絶景。
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レトロなディーゼルカーの旅情
— 電化されていないこの鉄道ならではのディーゼルカーの走行音が、ノスタルジックな旅気分を盛り上げます。
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楽しみ方のポイント
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神戸(ごうど)駅で途中下車し、花桃を間近で観賞!
— 駅周辺には遊歩道が整備されており、のんびり散策しながら写真撮影を楽しめます。
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渓谷の絶景を楽しむなら「草木湖周辺」がおすすめ!
— 水面に映る山桜や花桃の景色が美しく、列車の走行とともに撮影すると幻想的な写真が撮れます。
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「トロッコわたらせ渓谷号」に乗車し、オープンな車両で春風を満喫!
— 季節限定で運行されるトロッコ列車は、開放感抜群。春の心地よい風を感じながら、ゆったりした鉄道旅を楽しめます。
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ベストスポット
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神戸(ごうど)駅付近の花桃並木(群馬県)
— 駅周辺に広がるピンク、白、赤の花桃がトンネルのように列車を包み込みます。
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【神奈川県】箱根登山鉄道「あじさい電車」
~梅雨から初夏へ、幻想的なあじさいに包まれる山岳鉄道の旅~
神奈川県・箱根の山あいを走る
「箱根登山鉄道」は、日本で唯一の本格的な登山電車。その中でも、毎年6月中旬〜7月中旬にかけて運行される「あじさい電車」は、沿線約1万株ものあじさいが一斉に咲き誇り、車窓を色とりどりに染める大人気の季節限定列車です。夜間にはライトアップ運行も行われ、幻想的な雰囲気の中で旅が楽しめます。
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見どころ
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沿線を彩る1万株のあじさい
— 電車のすぐそばに咲き乱れるため、手が届きそうな距離で楽しめるのが魅力。車窓から見るだけでなく、駅ごとに咲くあじさいの種類や色が違うのも面白いポイント。
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登山鉄道ならではの絶景&迫力の走行
— スイッチバックや急勾配を登るユニークなルートは、まさに箱根ならではの鉄道体験。山の中を進むたびに、視界が開けては閉じる…そんな変化に富んだ景色が楽しめます。
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夜のあじさい号(ライトアップ運行)
— 暗闇に浮かび上がるあじさいのライトアップは幻想的。昼とはまた違う、ロマンチックな時間が流れます。
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楽しみ方のポイント
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強羅駅で途中下車して、駅周辺のあじさい鑑賞や温泉街散策を!
— 強羅公園ではあじさいを間近で観賞できるほか、温泉やカフェも充実していて休憩にもぴったり。
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写真を撮るなら“彫刻の森〜小涌谷”間がおすすめ!
— 花に包まれるようなトンネル区間で、列車×あじさいの撮影がしやすいスポットです。列車と一緒に写せる絶景写真を狙うならこの区間!
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夜のライトアップ運行は、事前予約を忘れずに!
— 「夜のあじさい号」は指定席制なので、予約しておくと安心。ライトアップに合わせてゆっくり楽しむのがおすすめです。
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ベストスポット
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彫刻の森〜小涌谷駅間(神奈川県)
— 線路の両脇に咲くあじさいが車体すれすれに迫り、まるで花の中を走っているような感覚に。昼も夜も楽しめる、夏の箱根を代表する絶景スポット。
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【京都府】嵯峨野トロッコ列車
~紅葉の渓谷を染める、錦秋の旅~
嵯峨嵐山駅からトロッコ亀岡駅までの約7.3kmを、トロッコ列車でゆっくり進む秋の旅。保津峡沿いを縫うように走るルートは、紅葉の時期になると山全体が赤や橙に染まり、まるで錦織のような絶景が広がります。窓のない開放的な車両「リッチ号」から、爽やかな秋風とともに紅葉のシャワーを楽しめます。
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見どころ
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保津峡の絶景と、燃えるような紅葉のトンネル
— 嵯峨野トロッコ列車は、京都・嵯峨から亀岡までを結ぶ全長7.3kmの観光鉄道。特に秋には、沿線を彩る赤やオレンジの紅葉が、渓谷に見事なグラデーションを描き出します。列車が保津川に沿って進むたび、まるで紅葉のトンネルを抜けていくような体験ができます。
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レトロな車両から眺める秋景色
— 明治時代を彷彿とさせるクラシックな外観の客車は、観光気分をより高めてくれる演出。オープンタイプの「リッチ号(5号車)」では、風を感じながら紅葉を五感で楽しめるのが魅力です。
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橋・トンネル・渓谷が織りなす立体的な風景
— 鉄橋や切り立った崖、渓谷にかかる吊り橋など、列車ならではの立体的な構図が次々に現れます。スピードを落として走るため、ゆっくりと秋の絶景を味わうことができます。
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楽しみ方のポイント
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トロッコ嵯峨駅で鉄道ミュージアムやグルメも満喫!
— 出発駅の「トロッコ嵯峨」には、SL展示などがある「19世紀ホール」や、鉄道グッズ売場、地元グルメも充実。列車を待つ間にも楽しみがたくさん。
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紅葉シーズンは往復乗車&片道は保津川下りもおすすめ!
— トロッコ列車で片道を楽しんだ後は、復路を保津川下りで戻る贅沢プランも人気。紅葉と川の流れを両方満喫できる、秋の京都らしい体験です。
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予約は早めに!紅葉シーズンは混雑必至
— 例年11月中旬〜下旬の紅葉シーズンは大人気。全席指定のため、事前予約が必須。特に「リッチ号」は人気が高く、すぐ満席になるので注意!
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ベストショットを狙うなら第1保津橋梁付近!
— トロッコ保津峡〜トロッコ亀岡の間にある鉄橋では、渓谷と紅葉の一体感ある絶景が広がります。川面に映る紅葉と列車の構図が美しく、カメラマンにも人気の撮影スポットです。
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ベストスポット
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保津峡〜トロッコ保津峡駅間(京都府)
— 渓谷の紅葉が間近に迫る名所。列車のスピードもゆっくりなので、車内からじっくり堪能できます。
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【北海道】くしろ湿原ノロッコ号
~白銀の釧路湿原を巡る冬の旅~
北海道の釧路湿原を走る「くしろ湿原ノロッコ号」は、冬になると白銀の大自然を駆け抜ける幻想的な列車旅が楽しめます。釧路駅から塘路駅までの約32kmをのんびり進みながら、広大な湿原の冬景色を満喫できます。
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見どころ
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釧路湿原の雪景色と神秘的な大自然
— 冬の釧路湿原は、一面が雪に覆われる幻想的な世界。青空の下、白銀の大地がどこまでも続く景色はまさに絶景。
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タンチョウ(丹頂鶴)やエゾシカなどの野生動物
— 釧路湿原は、日本最大の湿原地帯であり、多くの野生動物が生息しています。特に冬は、国の特別天然記念物であるタンチョウが見られるチャンス!雪原の中で優雅に舞う姿は、冬ならではの感動的な光景です。運が良ければエゾシカやキタキツネの姿も。
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ノロッコ号ならではの大きな窓からの絶景
— 観光向けの「ノロッコ車両」には、大きな展望窓が設けられており、ゆったりと座りながら広大な冬景色を楽しめます。普通の列車では味わえない特別な視点で、静寂に包まれた冬の湿原を堪能できます。
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塘路湖の氷景色
— 終点・塘路駅近くにある塘路湖は、冬になると全面結氷。雪景色の中にぽつんと広がる湖は、まるで北欧のような神秘的な雰囲気を醸し出します。
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楽しみ方のポイント
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釧路駅周辺で海鮮グルメを堪能!
— 釧路といえば、新鮮な海鮮が楽しめるグルメの街。「和商市場」では、自分で好きな具材を選んで作る「勝手丼」が大人気。冬の寒さの中、温かい炉端焼きや鮭のちゃんちゃん焼きもおすすめ。
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釧路湿原展望台で壮大な景色を一望
— 釧路湿原の全景を見渡したいなら「釧路湿原展望台」や「細岡展望台」がおすすめ。とくに夕暮れ時には、雪景色と共に美しい夕日が湿原を染め上げる、息をのむような景色が広がります。
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塘路駅周辺を散策&スノーシュー体験
— 終点の塘路駅周辺では、冬限定のスノーシュー体験ツアーが開催されることも。静寂の中、雪を踏みしめながら湿原を歩く体験は格別。
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ベストショットを狙うなら釧網本線との交差ポイント!
— ノロッコ号とJR釧網本線が並走するシーンは、鉄道ファンにとって見逃せないシャッターチャンス。特に雪景色の中で撮ると、一層映えること間違いなし!
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ベストスポット
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細岡展望台(北海道釧路市)
— 冬の釧路湿原を一望できる絶景スポット。タンチョウの姿を探しながら、幻想的な白銀の大地を堪能できます。
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塘路湖(北海道標茶町)
— 静かな冬の湖畔で、全面凍結した塘路湖の美しい氷景色を眺めることができます。
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【新潟県】えちごトキめき鉄道「雪月花」
~絶景と美食に酔いしれる、新潟が誇る贅沢列車の旅~
日本海と山並みが広がる新潟県を走る、観光列車「雪月花(せつげっか)」。“雪”“月”“花”という美しい言葉が名付けられた通り、四季折々の絶景と地元の味覚を贅沢に楽しめるプレミアムな列車です。大きな展望窓に包まれた車内で、時間を忘れる至福のひとときを。
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見どころ
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全長約2.3mの巨大パノラマ窓
— 車両の両側に設置された大型ガラス窓からは、日本海や山の景色が一望。開放感たっぷりの空間は、まるで走る展望台のよう!
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シェフこだわりの創作コース料理
— 車内で提供されるのは、地元の食材を使った本格的な和洋折衷料理。乗車時間に合わせて朝食・ランチ・ティー・ディナーなどが用意され、特別なレストラン体験が味わえます。
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車両ごとに異なる“もてなし”の演出
— 木を基調とした和モダンな内装、座席ごとの専用カウンター、バーカウンター、さらには特別展望デッキなど、各車両が異なる魅力を持ち、移動そのものが旅の主役に。
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妙高山、日本海、棚田などの新潟らしい絶景
— 直江津~妙高高原間を中心に走るルートでは、名峰・妙高山やうみてらす名立の絶景、棚田広がる里山の風景など、新潟の豊かな自然が次々と車窓を彩ります。
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楽しみ方のポイント
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展望デッキで風を感じながら絶景撮影
— 車両先端の展望スペースでは、開放的な景色を直接感じながら写真撮影が可能。海沿いルートやトンネルの多い山間部でも、シャッターチャンスがいっぱい!
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バーカウンターでドリンク片手に余韻を楽しむ
— 新潟の地酒やワイン、季節限定のオリジナルカクテルなど、バーカウンターで味わえるドリンクも魅力のひとつ。景色と一緒に味覚の旅も楽しめます。
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旅の記念にオリジナルグッズをチェック
— 雪月花限定のグッズや地元クラフト品なども販売されており、お土産探しも楽しい時間に。
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【大分県】JR九州「特急ゆふいんの森」
~温泉郷へと続く、優雅で特別な森の旅~
豊かな自然と温泉街の風情が広がる大分県・湯布院へと向かう観光特急「ゆふいんの森」。緑に包まれた高級感あふれる車両は、まるで“走る温泉リゾート”。車内に一歩足を踏み入れれば、木のぬくもりとクラシカルなインテリアに癒され、旅の気分が一気に高まります。博多から約2時間、非日常へと連れて行ってくれる贅沢な時間が待っています。
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見どころ
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森の中を走るようなグリーンの外観
— 車体は鮮やかな深緑色で、まるで森そのものを表現しているかのよう。大分の山間部を走る姿は、沿線から見ても絵になる美しさです。
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木の質感を活かしたクラシックな内装
— シートやテーブル、通路のデザインまで、木材をふんだんに使ったあたたかみのある内装。旅の時間をより上質に演出してくれます。
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地元の食材を使った車内販売や限定スイーツ
— お弁当やスイーツ、飲み物など、九州各地の名産品を取り扱う車内販売も楽しみのひとつ。湯布院到着前から「食の旅」が始まります。
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車窓から望む由布岳と田園風景
— 終盤には、のどかな田園風景とともに、雄大な由布岳の姿が目の前に。思わずシャッターを切りたくなる絶景ポイントです。
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楽しみ方のポイント
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湯布院で温泉めぐり&街歩き!
— 湯の坪街道には、足湯カフェやスイーツ店、手作り雑貨の店などが並び、散策だけでも楽しめます。由布院温泉でのんびり日帰り入浴もおすすめ。
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記念撮影は「由布院駅」到着時に!
— 到着後の駅舎前では、列車と一緒に記念写真を撮る人多数。駅名看板と一緒に写せば、旅の思い出がより特別に残せます。
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列車限定グッズをゲットしよう
— 車内や駅の売店では、由布院の森オリジナルグッズも販売中。キーホルダーやピンバッジなど、旅の記念にぴったり。
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